直線逓減にはクロソイド曲線と三次放物線がございますが、模型向けの”設計”の数値計算が容易なクロソイド曲線を採用しております。
実物では地下鉄等ではクロソイド曲線を採用しているところも多いようです。
なお、実物で線路の敷設やメンテナンスの際、”設計”を元に軌道中心位置を求める計算は、三次放物線の方が容易とされているようですし、実際に計算を行うとなりますと、その通りだと認識しております。一方で道床キットではあらかじめ計算済の出力品にレールを通すだけなので、特に気にされる心配はございません。
なお、三次放物線では曲がることのできる角度が24度程度と上限がありますが、クロソイド曲線にはそのような上限がございませんので、実物に対して半径が小さな模型向きという面もございます。
また実物以外の例では、bve trainsimの直線逓減にクロソイド曲線が採用されているようです。