Q&A
- 送料や配送はどうなりますか?
- 架線柱の台座を取り付けることは可能ですか?
- 走行音はどんなですか?
- 種類が多いですが、実際の道床を見て区別がつきますか?
- 互換性のある線路(道床)はありますか?
- 大半径で緩和曲線を使う方法はありますか?
フレキシブルレールをご利用される場合は、緩和曲線型紙ツールをお試しいただければと思います。
- 緩和曲線の種類は何がありますか?
- 接続できない線路はありますか?
接続することのできない線路について、特にご注意いただきたい点を以下に記載いたします。
ゲージが合わない線路とは接続ができません。ゲージを充分に確認いただきますようお願いします。ゲージが同じでも交流3線式など接続できないレールがございます。
NK、NTpはNゲージ用で、HOK、HOEはHOゲージ用です。レールの取り付け高さが合わない線路とは接続ができません。またレールの高さが合わない場合には段差ができますので充分に注意してください。
ジョイナーの幅や形状とレールの形状の組み合わせによっては、ご利用できない組み合わせがありますので、充分に注意してください。
ジョイナーの幅よりもレールの幅の方が広い組み合わせでは、ご利用になれませんので充分に注意してください。ジョイナーとレールの組み合わせによっては、段差や脱線の原因になる場合がありますので充分に注意してください。
NTpにつきましては、パチッと接続できない線路とは接続が緩く、ご使用になれませんのでご注意ください。
- パーツの分売はありますか?
- 直線逓減はどのような曲線ですか?
直線逓減にはクロソイド曲線と三次放物線がございますが、模型向けの”設計”の数値計算が容易なクロソイド曲線を採用しております。
実物では地下鉄等ではクロソイド曲線を採用しているところも多いようです。
なお、実物で線路の敷設やメンテナンスの際、”設計”を元に軌道中心位置を求める計算は、三次放物線の方が容易とされているようですし、実際に計算を行うとなりますと、その通りだと認識しております。一方で道床キットではあらかじめ計算済の出力品にレールを通すだけなので、特に気にされる心配はございません。
なお、三次放物線では曲がることのできる角度が24度程度と上限がありますが、クロソイド曲線にはそのような上限がございませんので、実物に対して半径が小さな模型向きという面もございます。
また実物以外の例では、bve trainsimの直線逓減にクロソイド曲線が採用されているようです。
- 走行できない車両はありますか?
- 保管方法に関して注意事項はありますか?
- 緩和曲線の種類はどのように記載されていますか?
- 緩和曲線に向いた車輪はありますか?
- フィーダーケーブルは取り付け可能ですか?
- カント対応予定はありますか?
- レールは何を使えばいいですか?
レールは引き抜きレールをご使用ください。
NKは合わせて使用する線路と同じ断面のレールを使用します。道床付き線路またはフレキシブルレールから引き抜いて利用します。
HOK
とHOEは合わせて使用する線路と同じレールを利用します。道床つき線路から引き抜いて利用します。NTpはPECOのNゲージの通常の断面のレールを利用します。フレキシブルレールから引き抜いて利用します。
なお、レール断面に合わせた設計を行っておりますので、道床のタイプに合ったレールをご使用ください。
Nゲージ用とHOゲージ用とでは、レールの高さが異なりますのでご注意願います。
また、使用するレールにつきましては、メーカー様へお問い合わせをなさらないようにお願いします。
- 2分割や3分割の緩和曲線道床に接続の目印はありますか?
- 道床端部に直線や円曲線が入っているかどうか区別はできますか?
- ジョイナーは何を使えばいいですか?
- 組み合わせに向かない線路はありますか?
- 寸法の誤差はありますか?
- NTpに固定式ジョイナーを取り付けることはできますか?
- NKの接続が緩いです
- 色はどんな色ですか?
- 接続・分離に関して注意することはありますか?
- NTpを70mm直線レールと接続すると斜めになります
- プリントされた状態で、何か変形していることはありますか?
- 緩和曲線キット同士を直接接続できますか?
物理的には接続できますが、NTpについては接続が緩く大変引き抜けやすくなっております。NTpの道床同士を直接接続する場合には、主に常設用途などレールの位置ズレが発生しにくい状況でのご利用をお願いします。
なお、HOKにつきましては直接接続が可能となっとおります。NKとHOKにつきましても、直接接続では大変緩くなりますので、直接接続してのご利用は困難となりますので、ご了承ください。
なお、2分割から4分割となっているタイプの中間分割部分につきましては、他の端部とは異なり、接続できるようになっております。
また直接接続する際は、正しい緩和曲線の使用方法になるようにご注意をお願いいたします。正しい緩和曲線の使用方法にならない場合やそれに類似する繋ぎ方では走行性が悪化しますのでご注意願います。
- 枕木部分がセパレート式の発売予定はありますか?
- 表面はどのようになっていますか? 平滑ですか?
- TOMIXのマルチレールクリーニングカーは使用できますか?
- レールを曲げて差し込むことで、変形することはありますか?
終了した旧製品(ABSライクとアクリル)については、レールを曲げて取り付けることにより少々変形いたしましたが、現在のMJF方式PA12GBの一体式につきましては、ほとんど変形いたしませんのでご安心ください。
なお、道床が大きなHOKにつきましては、レールを通したくらいでは変形いたしませんのでご安心ください。
旧製品では、水平面方向では僅かに変形が生じます。
またレールから道床が力を受け続けることにより、何ヶ月か経過すると道床中間部分が床から浮くように変形しました。このような場合には、反対方向に手で曲げてレールに曲げ癖をつけることで改善する方法がございました。現行のMJF方式の一体式ではこのような変形は少なくなっております。
また、道床が大きなHOKにつきましては、レールから力を受けることによる変形を気にする必要はございません。なお、線路を箱に放り込んで収納するような使用方法では変形の恐れがありますので、このような保管方法は避けていただきますよう願います。
またジオラマ等で固定して利用する際は念のため、充分な期間が経過してからの固定をお願いします。
- 緩和曲線を使うことで、走行性が悪化することはありますか?
ジョイナーの調整や道床端部のレールの曲がり具合やレール端部の整形に問題がない状態におきましては、正しい線路配置での利用で走行性が悪化することはございませんのでご安心ください。
なお、ジョイナーや道床端部のレールの調整が良くない場合(段差や折れが発生した状態やジョイナーに車輪が乗り上げる状態など)では、走行性は悪化しますのでご注意願います。
なお、緩和曲線を使った正しい線路配置になっていない場合には、走行性が悪化しますのでご注意ください。
また緩和曲線を使うことにより、使わない場合に対して半径が小さくなる場合や、緩和曲線に挟まれる円弧曲線の全長が短くなる場合や円弧曲線がない場合(全緩和曲線等)では、走行性が悪化することがありますのでご注意ください。
- お問い合わせはどうしたらいいですか?
- 使用素材MJF PA12GBとは何ですか? 安全ですか?
MJFはHPのインクジェット式3Dプリンタのプリント方式の名称で、PA12GBが材質の名称でございます。粉状のサポート材に埋まった状態でプリントされます。サポート剤は完全には取り除かれず付着した状態での製造販売とまります。
なお食べたり舐めたり吸引して安全ではありません。削れたクズや除去できずに残ったサポート材などは食べたり舐めたり吸引しないようにしてください。クズが発生した場合には即座に処分をお願いします。また、緩和曲線キットを使用しながら飲食されないようお願いします。
HP公式のMJF材料(4種類の素材・PDF)
HP公式の安全データシート(材料の粉・主にプリンタを取り扱う場合の内容・PDF)
- 実物では緩和曲線の走行安定性の問題があると聞きましたが、鉄道模型でも走行安定性の問題は発生しますか?
実物の緩和曲線の区間で走行安定性の問題が発生するのは、緩和曲線だからではなく、カントが変化しているからです。うずまき模型の緩和曲線道床素材はカントがないためこの問題は発生いたしませんのでご安心ください。
実物の曲線の出口では、内側のレールに対して外側のレールが下り坂になっております。そのため走行速度や上下方向の荷重等に対して外側のレールの下り坂が急な場合などには、脱線防止ガードの設置などが行われているようです。
(カーブ出口のカントの減少により、台車先頭外側の車輪に縦方向にかかる力が小さくなります。そのためカーブの外側水平方向にかかる力に対し、縦方向の力が小さくなるので、状況に応じて脱線防止ガードの設置などが行われているようです。)
- 走行可能車両はどうなりますか?
- サポート剤はどのような部分に付着していますか?
- 返品や交換はどのような場合には可能ですか?
製造販売を行う「DMM.make」の規定のとおりとなります。例えば購入間違いによる返品・交換はできません。また3Dプリントの素材とプリントの性質上の変形による返品交換もできません(特に文字部分)。当然のことながら加工中の破損についても返品交換はできません(到着時点でとなります)。
なお、異なるものが到着した場合や異常な変形があった場合は、すぐに直接DMM.makeにお問い合わせをお願いします。なおその際、到着した製品を写真に撮影してメールすること等を求められた場合には、その内容にしたがっていただきますようお願いいたします。
詳しくはDMM.makeのよくある質問などをご覧ください。
DMM.makeの規定によれば、返品又は交換の対応をとってしかるべき状況で、DMM.makeからそのような対応ができない場合には、すみやかににうずまき模型にご相談をお願いします。すぐにご相談いただけない場合や、DMM.makeに指定の期間内にお問い合わせをされていない場合では、対応いたしかねますのであらかじめご了承ください。
なお、商品ページの半径等の表記や材質、及び実際の製品の裏面刻印等について、実際の出力物と商品ページとで相違等がございました場合(寸法等の誤表示等)には、お手数をおかけしますが、速やかにうずまき模型までご連絡いただきますようお願い申し上げます。各商品ページにて、サイズ(xyz)が自動計算にて表示されております。
- 購入方法はどのようになりますか?
3Dプリントのオンラインショップである、DMM.makeのクリエーターズマーケットからご購入いただけます。DMMの会員登録が必要でございます。
企画設計をうずまき模型が行い、製造販売をDMM.makeが行います。なお受注生産となります。
- 塗料はどのような種類がいいですか?
- どのように配送されますか?
- お支払い方法はどうなりますか?
- バラスト散布は可能ですか?
- 耐久性はありますか?
現行品につきましては一定の耐久性はございます。なお通常のプラスチック製品には少々強度は劣ります。少しだけ柔らかい素材でございます。
また、レール方向を軸としたねじりに対しては、一般のプラスチックに比べてかなり柔らかくなっております。ねじる方向に力がかからないようお願い致します(なお、レールを通し組み立てますと、少し改善いたします)。
そのためご使用の際は、線路が床等にきちんと載る状態にしてくださいますようお願い致します。浮いたり隙間がある状態では変形のおそれがございますのでご注意願います。
また保管の際は、線路に力がかからないようにしていただきますようお願い致します。変形のおそれがございますのでご注意願います。
参考
非金属の3Dプリント素材は通常のプラスチック製品に比べて多少強度は劣りますが、現行品は3Dプリント素材としては強度も高く従来品に比べて頑丈になっております。
現行品のMJF方式につきましては、強度が高く工業部品に向いているとされる方式と素材です。
プリンタのメーカーであるHPによりますと、MJF方式は最終製品にも使用可能な強度の高い素材と紹介されております。なお、年単位の長期経過後につきましては、不透明ですのであらかじめご了承ください。
また、DMM.makeが強度の高い素材としてお勧めしている方式と素材です。PA12にガラスビーズを加えた強化バージョンのPA12GBを採用いたしております。
通常のプラスチックに比べると若干軟らかく、3Dプリントのアクリルに比べると折れにくい素材です。参考:HP公式
HP Multi Jet Fusion テクノロジー
HP公式のMJF材料(4種類)のPDF参考:DMM.makeのQ&A
強度の高い素材
MJFの強度
MJFの精度旧製品等
旧製品のアクリル製につきましては、サポート材の除去や脱脂を行わない場合では、後から塗装が割れたり剥がれたり光を反射する粉状のものが表面に現れますのでご注意ください。また硬いため、線路用の素材としては折れやすいので十分に丁寧に取り扱っていただきますようお願いします。(テストと出品のみ・販売実績ゼロ)
旧旧製品のABSライクでは、塗装を行わない場合では表面がベタつき埃等が付着して取れなくなるのでご注意願います。また、曲がったレールから受ける力により、全体の平面形状が曲がりますのでご注意ください。(テストと出品のみ・販売実績ゼロ))