耐久性はありますか?

現行品につきましては一定の耐久性はございます。なお通常のプラスチック製品には少々強度は劣ります。少しだけ柔らかい素材でございます。

また、レール方向を軸としたねじりに対しては、一般のプラスチックに比べてかなり柔らかくなっております。ねじる方向に力がかからないようお願い致します(なお、レールを通し組み立てますと、少し改善いたします)。

そのためご使用の際は、線路が床等にきちんと載る状態にしてくださいますようお願い致します。浮いたり隙間がある状態では変形のおそれがございますのでご注意願います。

また保管の際は、線路に力がかからないようにしていただきますようお願い致します。変形のおそれがございますのでご注意願います。

参考

非金属の3Dプリント素材は通常のプラスチック製品に比べて多少強度は劣りますが、現行品は3Dプリント素材としては強度も高く従来品に比べて頑丈になっております。

現行品のMJF方式につきましては、強度が高く工業部品に向いているとされる方式と素材です。

プリンタのメーカーであるHPによりますと、MJF方式は最終製品にも使用可能な強度の高い素材と紹介されております。なお、年単位の長期経過後につきましては、不透明ですのであらかじめご了承ください。

また、DMM.makeが強度の高い素材としてお勧めしている方式と素材です。PA12にガラスビーズを加えた強化バージョンのPA12GBを採用いたしております。
通常のプラスチックに比べると若干軟らかく、3Dプリントのアクリルに比べると折れにくい素材です。

参考:HP公式
HP Multi Jet Fusion テクノロジー
HP公式のMJF材料(4種類)のPDF

参考:DMM.makeのQ&A
強度の高い素材
MJFの強度
MJFの精度

旧製品等

旧製品のアクリル製につきましては、サポート材の除去や脱脂を行わない場合では、後から塗装が割れたり剥がれたり光を反射する粉状のものが表面に現れますのでご注意ください。また硬いため、線路用の素材としては折れやすいので十分に丁寧に取り扱っていただきますようお願いします。(テストと出品のみ・販売実績ゼロ)

旧旧製品のABSライクでは、塗装を行わない場合では表面がベタつき埃等が付着して取れなくなるのでご注意願います。また、曲がったレールから受ける力により、全体の平面形状が曲がりますのでご注意ください。(テストと出品のみ・販売実績ゼロ))

どのように配送されますか?

DMM.makeからご購入の場合べは、通常石川県加賀の工場から宅配便(佐川急便・段ボール箱)で配送されます。受注生産の為、日時指定には対応しておりませんのでご了承ください。

返品や交換はどのような場合には可能ですか?

製造販売を行う「DMM.make」の規定のとおりとなります。例えば購入間違いによる返品・交換はできません。また3Dプリントの素材とプリントの性質上の変形による返品交換もできません(特に文字部分)。当然のことながら加工中の破損についても返品交換はできません(到着時点でとなります)。

なお、異なるものが到着した場合や異常な変形があった場合は、すぐに直接DMM.makeにお問い合わせをお願いします。なおその際、到着した製品を写真に撮影してメールすること等を求められた場合には、その内容にしたがっていただきますようお願いいたします。

詳しくはDMM.makeのよくある質問などをご覧ください。

DMM.makeの規定によれば、返品又は交換の対応をとってしかるべき状況で、DMM.makeからそのような対応ができない場合には、すみやかににうずまき模型にご相談をお願いします。すぐにご相談いただけない場合や、DMM.makeに指定の期間内にお問い合わせをされていない場合では、対応いたしかねますのであらかじめご了承ください。

なお、商品ページの半径等の表記や材質、及び実際の製品の裏面刻印等について、実際の出力物と商品ページとで相違等がございました場合(寸法等の誤表示等)には、お手数をおかけしますが、速やかにうずまき模型までご連絡いただきますようお願い申し上げます。各商品ページにて、サイズ(xyz)が自動計算にて表示されております。

実物では緩和曲線の走行安定性の問題があると聞きましたが、鉄道模型でも走行安定性の問題は発生しますか?

実物の緩和曲線の区間で走行安定性の問題が発生するのは、緩和曲線だからではなく、カントが変化しているからです。うずまき模型の緩和曲線道床素材はカントがないためこの問題は発生いたしませんのでご安心ください。

実物の曲線の出口では、内側のレールに対して外側のレールが下り坂になっております。そのため走行速度や上下方向の荷重等に対して外側のレールの下り坂が急な場合などには、脱線防止ガードの設置などが行われているようです。

(カーブ出口のカントの減少により、台車先頭外側の車輪に縦方向にかかる力が小さくなります。そのためカーブの外側水平方向にかかる力に対し、縦方向の力が小さくなるので、状況に応じて脱線防止ガードの設置などが行われているようです。)

緩和曲線を使うことで、走行性が悪化することはありますか?

ジョイナーの調整や道床端部のレールの曲がり具合やレール端部の整形に問題がない状態におきましては、正しい線路配置での利用で走行性が悪化することはございませんのでご安心ください。

なお、ジョイナーや道床端部のレールの調整が良くない場合(段差や折れが発生した状態やジョイナーに車輪が乗り上げる状態など)では、走行性は悪化しますのでご注意願います。

なお、緩和曲線を使った正しい線路配置になっていない場合には、走行性が悪化しますのでご注意ください。

また緩和曲線を使うことにより、使わない場合に対して半径が小さくなる場合や、緩和曲線に挟まれる円弧曲線の全長が短くなる場合や円弧曲線がない場合(全緩和曲線等)では、走行性が悪化することがありますのでご注意ください。