実物の緩和曲線の区間で走行安定性の問題が発生するのは、緩和曲線だからではなく、カントが変化しているからです。うずまき模型の緩和曲線道床素材はカントがないためこの問題は発生いたしませんのでご安心ください。
実物の曲線の出口では、内側のレールに対して外側のレールが下り坂になっております。そのため走行速度や上下方向の荷重等に対して外側のレールの下り坂が急な場合などには、脱線防止ガードの設置などが行われているようです。
(カーブ出口のカントの減少により、台車先頭外側の車輪に縦方向にかかる力が小さくなります。そのためカーブの外側水平方向にかかる力に対し、縦方向の力が小さくなるので、状況に応じて脱線防止ガードの設置などが行われているようです。)